お待たせしました(待ってた人がいたとポジティブに思っている筆者)。今回は本当に留学した結果を書いていく。前回の話はこちら。18歳でオーストラリアに短期留学。学校生活編。
結果は大敗。全く英語力がついていないことを知った。

話す力(トーク、スピーキング)
文法を覚えて、正しく用いて使うことは大切。しかし、英単語が出てこないと意思表示ができない。例えるならリンゴの単語が出ないなら、りんごの説明をしないといけなくなる。丸くて、赤くて、甘くて、果物で、などに。それか知っている果物を答えて対処するのもありだ。
一番難しいとされる日常会話も文を分解していく。子供の頃みたいに、あのね、あのねと出来事を説明していくことが大事。歳を重ねると親とあんまり話さなくなるかもしれないが、海外では親子の時間を大切にしている。その文化の違いも大きいかもしれない。

例えば、昨日授業が終わったら何していたか聞かれたら、どう答えるだろう。晩御飯を食べた、シャワー浴びたなど答えるとしよう。日本なら、「へー」で終わるかもしれないが、グイグイ来るのが海外スタイル。
晩御飯をカレーと答えれば、美味しかった?誰が作った?自分で料理できる?など根掘り葉掘り聞いてくる。ならば、自分から情報発信(説明)した方が、話が早い気がしないだろうか。
例えると
「昨日カレー食べたんだけど、ママが作るカレーは最高だよ。自分でも作った試しがあるんだけど、あんな上手くならないよ。一体どうやったらあんな上手く作れるんだよ。そっちは、昨日はどうだった」
こんな感じで、自分から話をして、話題を相手にパスする。次が相手が話し、別の話題が返ってくる。言葉はキャッチボールとはいい例えだと思う。
よくオタクは一方的に話して、煙たがれるが、海外ではまあまあスタンダード。オタクこそ英語訳の漫画を読んで、セリフが言えたら共通の話題もでき一石二鳥だと思う。
筆者は質問に返答はできるが、具体的な説明が全くできなかった。教科書に載っているテンプレを暗記しないと役に立たないことを知った。道を聞かれたらgo straightやturn right/leftなど使う用語が出てくるなら、あとは文の構成を暗記。結局、暗記ゲー。

聞く力(リスニング)
何度も聞く英語や自分が覚えている単語は認識できるが、初めて聞くもの・相手が早口・なまりがあると難しい。筆者は日本で生まれ、生活する中で日本語を見て・聞いて・書いて覚えてきた。英語を覚えようとした期間と比べどうだろう。明らかに時間も経験値が足りないわけだ。
それなのに、留学行って英語がわかると誤認識される/するのはなぜだろう。知らない状態で行くのは不利だが、英語以外のコミュ力(ノリがいい)、ジェスチャー、スマホを駆使するなど様々な能力を使えば、対処でき生活することが可能だ。
しかし、会話を毎回機械ごしでは手間だし、相手に失礼だと思う。あと聞き取れたら、かっこいい。同期なんであれ、能力をつける必要がある。
筆者の場合、英単語を目(スペル)で覚えることが多く、その音も理解を怠っていた。日本の学校のテストはペーパーが主流。リスニングはセンター試験のために勉強を始めるパターンだったので、普段から聞く回数が少なかった、経験が足りないことが仇となった。

語彙力(ボキャブラリー、リーディング)
ここが一番だと筆者は考える。英単語がわかなければ、文が作れない。聞いても、わからない・推測ができない。例えばHOTな料理といえば、温かいのか辛いのかどちらか迷う。レッドでも赤なのか読む(過去形・過去分詞)なのか他の単語や文脈を知らなければ、迷ってしまう。
英単語ひとつで複数の意味を持つのが特徴的だ。外国人が音読み・訓読み・それ以外の特殊な読み方で読み間違える。我々は読み方も間違えるが、複数の意味を持つこと・暗記する必要がある。
runは走るだが、経営する意味を持つ。この感覚をつかめるといいが、筆者は掴めない。知らない単語は調べる。メモする。それしかないのだ。

リーディングはスマホですぐ発音を聞けるから、手軽に学べる。意味も覚えておかないと、相手に伝わらない。スペルは最悪覚えてなくても、会話する時は、不要。
本や新聞、英語のサイトを見るときには必要なので、どうせ覚えるなら、セットの方がお得だよねというわけだ。生真面目に全部覚えてから、次の単語を覚えるは効率が悪いので、スペルを一つの形(輪郭)として捉えて(認識)覚えるのが、筆者流。
c・a・tと覚えるのではなくcatで覚える。そして何度もループして単語を見れば、覚える。
interestedみたいに長いのは、inter/rest/edみたいに自分で見やすくカットすると、スペルを覚えやすい。インター/レスト(休む)/動詞の過去形のedと認識できる。そのままinterestedと認識できるに越したことないが、人それぞれなのでね。
学校で漢字・熟語など覚えてきた。その要領で英単語を目で、意味を脳で、読み方を耳で地道にやっていくしかない。これを読んでいる人は、すでに義務教育を終えているだろう。授業を受ける時間はない。自分で時間を作ってやるしかないのだ。

翻訳アプリ
かなり便利。最悪、翻訳アプリの文章を相手に見せる・アプリ音声を相手に聞かせれば伝わってしまうからだ。調べ物も辞書に比べて重量は軽い、検索も早い、音声つきでいいことづくし。調べ物、発音を確認程度で使用して、話すのは自分の力で伝えないと話す力をつかない。
筆者は翻訳アプリで学習はした。だが結局、知っている英単語が少なく、聞き手ばっかりだった。それじゃあ来る前と変わらないじゃないか。でもそれが現実だ。

まとめ
ブログでも、SNSでも成功体験しか話を聞いていないだろうか。英語力が上がった、TOEICの点数が上がった、センター試験・入試試験で英語の点数が上がった、偏差値が上がった、○大学に合格したなど。これらは、日本で勉強していた結果だ。
つまり日本にいても英語力がつくことが証明される。
英語が話せるようになりたい人なら、英語を話す機会を設ける。一人で話し、自信がついたら、観光に来ている外国人に声かければ、実力を試せる。日本でできてしまうのだ。
海外に行く目的を間違えてはいけない。海外の医療を学ぶとか、海外での事業を拡大、大学大学院の専攻、旅行などが挙げられる。どれも英語はできて当たり前というスタンスである。留学で英語力を学ぶはナンセンス。
間違った目的だと筆者になる。旅行だと覚えば、いい体験させてもらった。

あとがき
3週間が経ち、帰国の日。近所の人やホストファミリーに挨拶、最後はハグ(名残惜しい)。帰りは大学から空港までバスで向かう。入国の時同様に、外国人の検問官からパスをもらい、飛行機にのる。
機内に入ると日本語のアナウンス。久々に聴き慣れた日本語に触れる。聞いたことがスムーズに耳に入り、意味も瞬時に理解できる。当たり前のことだが、とても感謝せざるを得ない。翻訳することに脳に負担がかかっていたことを体感した。
機内食はこんな感じ。ついにビーフorチキンを答えることができた。

機内では安堵したせいか爆睡。何度か目が覚めたが、行きより体感速度は早かった。映画のタイトルも少し変わり。ラジオの音楽も春ソングに変わっていた。
羽田に到着し、まずはラーメンを啜る。やっぱこれよ。うまい。オージーの料理も美味しいが、味が単調であり、日本の食事は多様でうまいことを身をもって知った。もちろんオージー料理を全て食したわけではないが、これだけは言わせてほしい。日本食は本当にうまい。
その後は荷物をもち、我が家へ帰宅。帰宅後も好きなものを食べ、爆睡。普段の暮らしができることに大感謝だった。
![]() | イルカ なごり雪 CD全16曲 本人歌唱 あの頃の僕は/風にのせて/他 価格:1,260円 |

今回は留学した結果を書いた。今回の英語の勉強代は高くついた。これを活かすかは自分次第。いい観光だったで終わるか、英語を本格的に学びトライするかは自分次第。
社会人になり、英語から離れて、さらに英語力は落ちたのは事実。しかし記事を書いていて、沸々と英語を覚えたいと感じる。今度はビジネスチャンスとして、大きな収益を得るため、外国人の顧客も扱えればと思うと、夢がある。
いつからでも遅くない。今がゼロならまずは1へ。そして期限を決めて、追い込み実力を確かめる。期限を伸ばせば、きっと逃げてしまう。自分からもビジネスも。急げ、筆者と鼓舞する。
皆様も、考えてみてほしい。20代のあなたが10代、青春を後悔しているなら、30代になったあなたは20代の自分を後悔する。だから、1歩踏み込んでほしい。完璧主義じゃなくていい。毎日が好ましいが、2日に1回などにしよう。できない計画よりできる計画を立てよう。
別に英語じゃくていい。運動でも、資格取得でも。頑張るあなたは美しい。それではまた。
![]() | お願いマッスル/マッチョアネーム? [ 紗倉ひびき(CV:ファイルーズあい)、街雄鳴造(CV:石川界人) ] 価格:1,265円 |

コメント